姫路城 白亜の要塞の解説

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世界文化遺産&国宝の姫路城。
8つの要塞をを解説します。

1.菱の門

表玄関にふさわしく格式高い櫓門。
片側だけ石垣に乗る珍しい安土桃山様式の城門。
正面の冠木に名前の由来となっている木製の「花菱」が飾られています。

2.三国堀
姫山と鷺山の間に設けられた四角い堀。
二の丸につながる「いの門」と「るの門」の
要所をおさえる重要な位置にあります。

3.菱の門東方石垣
石垣上部の塀は白漆喰で塗籠められ、防火作用もあります。
菱の門右側から上山里曲輪へと続く漆喰壁は、
地形に沿って築かれているため美しいカーブを描いています。

4.十字紋瓦
「にの門」の破風上に残る十字紋瓦。
キリシタンだった黒田官兵衛にゆかりがあるともいわれています。

5.扇の勾配
開いた扇の曲線に似ていることから「扇の勾配」と呼ばれる石垣。
上にいくほど反り返り、敵に石垣をよじ登らせないための工夫でもありました。

6.油壁
秀吉時代のものとされ、城内で1ヵ所だけ残る築地塀です。

7.太鼓櫓(への櫓)
上山里曲輪と東曲輪を区切る要所にあります。
北に接するりの門からは「慶長4(1599)年」の墨書が見つかっており、
池田時代以前の建物の可能性があります。

8.備前門
折廻櫓に続く切妻の櫓門で、備前丸への主要な出入り口となる城門です。
築城の際、石不足であったため、門のすぐ脇には石棺が転用されています。

さいごに

姫路城の8つの白亜の要塞を紹介しました。

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