網膜剥離 症状や手術の体験談 術後の見え方は?

もともと私には目の病気がありました。
目の中の血管が詰まり破れて出血しまうという病気です。
網膜静脈分枝閉塞症というのですが、5年前に発症しました。
その時は眼球に薬物を注射する治療を3回ほど行い黄斑浮腫を抑えることができたので、
いちおう治療は終わりました。
右目だったのですが、若干歪んで見えるくらいで普通に日常生活を送っていました。
1年くらい前です。ごくたまになんですが、光が目の前を横切るように見える時がありました。
前の病気があったので若干の不安をいだきながらも医者にいくことなく放置していました。

そしてそれはある日の夜の食事中に突然やってきました。
右目の見え方がまるで泥水の中にいるような感じで見えなくなってしまいました。
やばい再発してしまったかと思いました。
ただ少し違ったのが前回は目の前に濃い霧があるみたいな見え方だったのですが、
今回は泥水の中にいるような見え方でした。

次の日、かかりつけの眼科に行って診てもらいました。
診断の結果、網膜はく離の疑いがあるということで大きい病院を紹介してもらいました。

紹介された病院の診断の結果、眼底出血はしているが網膜はく離は確認できなかった。
眼底の出血はしばらくしたら引いてくるので様子見ということに。

それから2週間くらいしたら見え方がましになってきました。
ただ血液のカスが残っているために以前のような見え方ではありません。
何か黒い小さな塊ががずっと目の前にいる感じです。
先生の意見。
現状網膜はく離は確認できないが可能性はゼロではないので
手術をして眼球の中を綺麗に掃除し、
血管をレーザーで固める手術を提案されました。
その手術をする時には白内障の手術も一緒にするとのことでした。

超怖がりの私は固くなに手術を拒否して、とりあえず現状のまま様子見でと
お願いしました。

それからは右目の見え方を気にしながらも普通に生活していました。
それから1ヶ月後くらいのことです。
右目の見え方がいつもと違うことに気づきました。

下半分が円形の黒いもので覆われて見えなくなってしまいました。
これはアカンやつや。もう覚悟しました。

次の日の朝イチに病院に電話して診てもらうことになりました。
視力検査の段階でおそらく網膜はく離だと言われました。

目の写真を何枚か取られて、先生の診察へ。

残念ですが、網膜はく離ですと言われました。
何かの原因でも網膜が引っ張られて裂孔してるそうです。

その日に入院と手術をすることになりました。

網膜はく離の手術 体験談

病院に行った当日に入院、手術することになりました。

手術の流れ

検査 血液検査、血圧測定、心電図、PCR検査

術前 手術についてのDVDを見る
手術の同意書にサイン

手術 部分麻酔 手術時間は約2時間
内容 白内障の手術(レンズ交換)
眼球の中の掃除
レーザーで剥離箇所を固める
眼球にガスを入れて網膜を安定させる

術後 2時間はうつ伏せ状態で絶対安静
2時間後は食事を摂れるが下をむいたままで。

入院は10日間、毎日朝に先生による診察
寝る時は最初の3日間はうつ伏せ状態で。
それ以降は眼球を圧迫しないような体制で横向きで

退院後 週イチで診察
1ヶ月後問題なければこの病院での診察は終了
かかりつけの病院に先生からのお手紙を渡して以降はこちらの病院で診察。

ざっとこんな流れになります。

網膜剥離手術体験談

手術の体験談です。
車椅子で手術室へ。中には数人の先生や看護師さんがいました。

手術用の椅子へ移動します。マッサージ機をイメージしたらわかりやすいと思います。
椅子を倒された後、顔にシートを被せられます。手術する方の目の辺りだけがくり抜いてあります。

術中の心電図と血圧を測るためにコードを体に付けられます。
麻酔を点眼されます。麻酔のおかげでそんなに痛くはなかったです。
目の周りをテープで固定してから手術が始まります。
視界は一切ありません。ぼんやりと光りが見えている感じです。

手術中は目を開けていなければいけないし、動かしてもいけません。
これが辛い。何回も動かないでと注意されました。

まずは白内障の手術。
目のレンズを交換します。
これが大体30分くらいかかったと思います。
何かされているのは感じるのですが、とにかくじっとしているだけです。
痛みはそんなになかったです。

次が眼球の中の掃除。
眼球の中で出血していた血液の残りカスを掃除していきます。
今回の手術の中ではこれが1番長く感じました。
機械の音が聞こえていて、何か目の中をゴリゴリやっている感じがしました。

眼球の掃除が終わるとレーザーで網膜が裂孔している箇所を固めます。
音がさっきと違うのでレーザーを使っているのだと分かります。
これもまあまあ時間がかかったと思います。

最後は眼球にガスを封入します。
これもポンプの音が聞こえているので分かりました。
ガスの封入はまあまあ時間が短かったように思いました。
以上で手術は終了です。
上手くいったとのことです。
手術時間は大体2時間ちょっとでしたが、私にはとてつもなく長い2時間でした。
ずっと目を開けながら動かずにいるのは本当に苦痛でした。
痛みは麻酔のおかげでほとんどないのだけは助かりました。

何回も動いてしまってかなりやりにくかったと思います。
すいませんでした。

以上が網膜剥離の手術の様子です。
もうやりたくないというのが正直な感想です。

網膜剥離 術後の話

しばらくはうつ伏せ状態

手術は無事に終わりました。
でもその後も結構大変なんです。
とにかくずっと下をむいていないといけません。
寝る時もです。

枕

こんな感じのU字になった枕を使って寝ます。
窪んだところに顔を埋めて手術した方の目が当たらないようにします。

まあ、全然寝れなかったです。
ベッドでのうつむきのこの体制とてもしんどくて体がコリます。
背中とか腕が痛くなってしまいます。

トイレと食事はできるのですが、まる二日間はこの体制で過ごさないといけません。
結構辛いです。

3日目でやっと横を向いて寝てもOKになります。
横向きだと全然違います。やっと眠れるようになりました。
基本的にはずっと安静にしていないといけないので1日中ベットに横になってます。
昼、夜関係なくずっと横になっているのです。
飽きたらベットに座ってぼーっとしていて、また横になるをくりかえして1日が過ぎていきます。

入院生活のスケジュール

朝は6時~7時くらいに看護師さんが起こしにきてくれて
点眼と血圧と心拍数をチェックします。
点眼は1日4回あります。

食事は朝昼夕の1日3回。
昼と夜の食事は2種類あって選ぶことができます。

毎日9時くらいに先生の診察があります。
入院している同じ階の診察室で診察を受けます。

お風呂や洗髪はなし(退院日の前日のみ看護師さんが洗髪してくれます)
体を拭くウエットティッシュを1日3本くれるのでそれで体を拭きます。

消灯は22時で、看護師さんが見回りにきます。

こんな感じの1日で基本なにもすることがありません。
スマホで音楽をよく聴いてましたね。
テレビを見ることもできるので、たまに片目で見てました。

病院の食事

入院中の楽しみといったら食事になるのですが、
そんなに美味しいものではありませんでした。
朝 食パン2枚 牛乳の紙パック200ml おかずとフルーツ

朝食

昼 ご飯200g おかず3品

hiru

夕 ご飯200g おかず3品

夕食

1日ベッドの上で動かずにいるのでそれを考慮したメニューだと思います。
味付けが薄くてそんなに美味しいとは思わなかったです。

退院したら濃い味のものをいろいろと食べると心に誓いました。

網膜剥離 手術代と入院代は?

入院・手術をして気になっていたのがお金の話。
いくらくらい請求されるのだろうか?と心配でした。

退院の前日に概算金額を教えてもらいました。
手術と10日間の入院、1日3食の食事代、ベッド代等などで
私が実際に支払った金額は71,000円です。

思っていたより安かったので助かりました。

これは高額療養費制度のおかげです。
これがなかったらとんでもない金額になっていたと思います。
ありがたいです。

高額療養費制度
https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf

生命保険に入っていたら保険金がいくらか出るのでしょうけど
私は加入していませんでした。
というか5年くらい前に目の病気になったので加入することができませんでした。

網膜剥離 手術後の見え方

網膜剥離の手術は無事に終わりました。
後は定期的に眼科で診察を受けます。

見え方なのですが、以前のようには見えません。

もともとが網膜静脈分枝閉塞症を患って右目は少し歪んで見えていました。

ルセンティス手帳_加齢黄斑変性

網膜剥離になった時の見え方

網膜剥離になるとが視野が欠損して見えました。
私の場合は右目の下半分が円形状に欠けてみえました。

網膜剥離の見え方

術後の見え方
手術直後は眼球にガスが入っているのでぼんやりとしていて
視界はほとんどありません。

だんだんと日毎にガスを抜けていって徐々に視界が見えてきます。
目の前に黒い円がユラユラ揺れて見えます。
その円が日に日に小さくなっていきます。

退院する時には黒円が本当に小さくなっていました。
そして何日かしたら黒円がなくなりました。

そして気づいたのですが、左下の視界がありません。
右目だけで見ると左下が見えないんです。

急いて病院に連絡して急遽診てもらうことになりました。
診断の結果
網膜に異常はなし、浮腫も起こっていないとのことです。
先生によるともともと視界の欠けはあったのだが
気が付かなかっただけではないか。

今回手術したことにより、意識がそこにいくようになって
気づいたのでは?とのことです。

そして欠けた視野はもう戻らないとのことです。
左下の視野が欠けて薄ぼんやりしています。
先生によると欠けた視野はもうもとには戻らないそうです。
両目で見るとそこまで違和感がないのでこれでよしとするしかないですね。

術後の見え方

最後に

以上が私の網膜剥離手術の体験談です。

網膜剥離ってボクサーがよくなる病気として
知られていますが、私が実際になるとは思っていませんでした。

原因は以前やった網膜静脈分枝閉塞症の影響で網膜が脆くなっていたみたいで
何らかの要因で網膜が引っ張られて裂孔したみたいです。
手術ですが、初体験で結構しんどかったです。
痛くはないのですが2時間もの間めんたまをグリグリされました。
目は開けてないといけないし、動いてもいけません。
本当に辛かったです。

もちろん手術していただいた先生方には感謝しかありません。
ありがとうございました。
少しでも目の様子がおかしいと感じたなら早めの受診を
こころからおすすめします。


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