神戸や明石の春の風物詩とも言われるのが「いかなごのくぎ煮」です。
いかなご漁が解禁になる春先では、あちらこちらでいかなごのくぎ煮を
作る醤油の香りが漂ってきます。
ああ、もうすぐ春だなぁと感じます。
いかなごのくぎ煮 失敗しない簡単な作り方
いかなごのくぎ煮はコツさえ分かれば簡単に作ることができます。
用意するものは
大きめの鍋
生のいかなご1キロ
土ショウガ(皮付きのまま千切りにしておく)
砂糖(ザラメ250g~300g)
醤油(約1.5カップ)、酒(少々)、みりん(1/2カップ)
アルミホイルで作った落し蓋(指で穴を数ヶ所開けておく)
作り方
1.生のいかなごをよく洗って、ざるでしっかり水切りをする。
2.鍋に砂糖や醤油などを入れて、煮立たせる。
3.煮立ったら、いかなごをぱらぱらと少しずつ入れていく。
少しずつ広く入れていくのがコツで、
一気にいれるといかなご同士がくっついて煮汁がまんべんなくまわりません。
そして千切りにしたしょうがを入れます。
4.用意したアルミホイルの落とし蓋を入れます。
1分くらいアク取りをした後は強火で20程炊きます。
5.煮汁が見えにくくなってきたら、中火で5分。
さらに煮汁がほとんど見えなくなってきたら弱火で5分炊き終わりです。
6.炊きあがったらそのまま冷やします。
ここまで一切いかなごには触れないのが2つ目のコツです。
少し冷えてきたら、ここで初めて鍋をもって返します。
できあがったら白ゴマをふると美味しさが増します。
いかなごのくぎ煮 保存方法
常温で30日は持ちます。
冷凍すれば1年くらいは持ちます。
食べきれる分は冷蔵庫で保存。
残りは冷凍保存すれば1年中食べることができます。
・新鮮なうちに冷凍する。
・清潔なハシで取り分ける。
・水分を含ませないようにして、密封する。
・解答する時は、冷蔵庫で自然解凍をする。
まとめ
春の訪れをつげるいかなごのくぎ煮。
おいしく作れると嬉しいですよね。
いかなごを一気に入れないのと最後までかき混ぜない。
この2つを守ればいかなごのくぎ煮は簡単に作ることができます。