網膜静脈分枝閉塞症がルセンティス注射でほぼ完治

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ある日、右目がぼうっと霞がかかったようか感じで
ほとんど見えなくなってしまいました。

病院嫌いの私はその症状のまま我慢していたのですが、
3週間経過しても一向に治りません。

意を決して眼科へ受診したところ、
網膜静脈分枝閉塞症と診断されました。

受診した眼科では治療できないとのことで、
市民病院を紹介してもらいました。

市民病院での治療開始が2016年の7月。
ルセンティス注射による治療を続けて、
今が2018年の5月。

先日の診察の結果ですが、「症状が収まったと考えていいと思います。」
との先生の言葉。

これで網膜静脈分枝閉塞症が一応ほぼ完治したということで、記事にまとめました。

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網膜静脈分枝閉塞症の症状

網膜静脈分枝閉塞症という初めて聞く病名。
私の症状は目にモヤがかかったような感じで、
右目の視力がほとんどなくなりました。

調べた所によると自然に治る場合もあるそうです。
しかしながら私の場合は一向に治る気配はなく、
病院を受診することになりました。

網膜静脈分枝閉塞症という病気は簡単に言うと
脳梗塞の症状が目でおこったということです。

血管が詰まり、破れて血液が網膜中に広がってしまいました。(眼底出血)
その結果、黄斑浮腫というのが起こり、視力がほとんどなくなってしまいました。

(※黄斑浮腫というのは血液が漏れて黄斑に溜まって浮きがある症状です。)

写真を見せてもらいましたが、素人が見ても分かるくらい
血液が広がっているし、黄斑が浮き上がっているのもよく分かりました。

網膜静脈分枝閉塞症になる原因

網膜静脈分枝閉塞症になる原因ですが、
主なのが高血圧症と糖尿病。

私の場合もその疑いがあるとのことで、
内科の受診を早急にするように言われました。

内科の受診の結果ですが、若干の高血圧症。
糖尿病の疑いはないとのことでした。

私がなぜ、網膜静脈分枝閉塞症を発症してしまったのか?
確かな原因は分かりませんでした。

私の年齢は56歳、この病気はもっと高齢の人がなる病気だそうで、
血管が老化してしまっているのかもしれないとのことです。

老化が原因?
確かに疲れやすいし、物によくぶつかるし、むせるし・・・。
認めなくないのですが、確実に老化していると自覚せざるを得ないです。

再発はしたくないので、暴飲暴食は控え、適度な運動をして
体を管理していくしかないですね。

網膜静脈分枝閉塞症の治療法

網膜静脈分枝閉塞症の治療法ですが、
視力が低下していない場合は経過観察で様子を見ていきます。

私のように視力が低下した場合の治療法ですが、
硝子体注射、レーザー治療、硝子体手術の方法があります。

私が行った治療法は硝子体注射注射です。
ルセンティスという薬剤(抗VEGF薬)を眼球に注射します。

簡単に言いますと、この注射をすることにより、眼球の中の血液成分を排出して
新たな血管ができないようになることらしいです。

ルセンティス以外にもアイリーアという薬もありますが、
違いはよく分かりません。

硝子体注射の体験談

網膜静脈分枝閉塞症の治療で先生から言われたのが、硝子体注射。
まずは3回は打ってみて、それから経過を見て以後打って行くかを決めるというものです。

硝子体注射は1回打つと次は1ヶ月空けないといけないそうです。

怖がりの私には眼球に注射をするというのが、本当に嫌で
先生に内服とか他に治療法はないのかと聞いたのですが、

「麻酔をするから痛くないし、すぐに終わるから大丈夫。」
とのことです。

硝子体注射の体験です。
手術室の前でまずは点眼による麻酔をします。
そしてベッドに寝かされて、右目だけあいたシートのようなものをかぶせられて。
いよいよ注射です。

目を開けて眼球だけ左を見るように言われます。
そして注射をされます。
確かに痛くはないのですが、針が眼球に入ってくるのが分かります。
時間にして10秒くらいだと思います。
しかし、めちゃ長く感じます。

終わった時は本当にホッとしました。
痛くはないけど、やはり怖かったです。

私の場合、計3回硝子体注射をしました。
後の2回も全然慣れることなく、怖かったです。

人によっては怖くもなんともないようですが、
怖がりの私です。
もうやりたくないです。

ルセンティス注射の治療費

ルセンティス注射の治療費ですが、結構します。
1回の注射で約15万円です。
保険が適用されますので、私の場合は3割負担で5万円弱しました。

結構痛い金額です。
もう少し安くなってくれればありがたいのですが、致し方ありません。

ルセンティス注射 効果

眼球に薬剤(ルセンティス)を注射する治療ですが、
はたして効果は?

結論からいえばありました。
1回目の注射の翌日に最初に受診した眼科で診察をしてもらったのですが、
黄斑浮腫が収まっていましたし、視力も改善されていました。

ただその効果が1ヶ月くらいしか持続しませんでした。
だんだんとまた見にくくなってきました。
黄斑浮腫の再発です。

そして2回目の注射。
やはり効果はありました。
診察の結果、黄斑浮腫が収まり視力もかなり回復しました。
しかしながら2ヶ月後の診断では水が溜まって網膜に浮腫が出てました。

そして3回目の注射。
結果から言えばこれが最後の注射になりました。
視力は矯正で1.0見えるようになり、経過も良好です。
3回目の注射をしてから1年以上経過しても良好なので、
一応収まったということになりました。

ただし、この病気はいつ再発するかもしれないので、
油断は禁物とのことです。

もう2度と再発したくないので、
食事に気を配り、高血圧症にならないようにしなくてはいけないです。

網膜静脈分枝閉塞症 一応完治

網膜静脈分枝閉塞症になってから、2年弱が過ぎました。
視力は維持できています。
3回の硝子体注射で一応完治ということになりました。

人によっては5回注射してもよくならない事があるそうなので、
3回で治ったという事に感謝したいです。

まとめ

網膜静脈分枝閉塞症の症状は収まり、一応完治という事になったのですが、
今度は緑内障の疑いがあるとのことです。

一難去ってまた一難という感じですが、
これはまだハッキリと症状が出ているわけではないので、
様子を見るという事で4ヶ月後にまた診察を受けることになりました。

病院と縁がなかなか切れないのが辛いところですが、
多分大丈夫だということなので、一応安心しています。

年を取るといろいろな病気になりやすくなってしまいます。
少しでも病院のお世話にならないためにも、
日々の生活を見直して健康的に過ごしていきたいです。

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