網膜静脈分枝閉塞症の治療を受けています。
この治療には終わりはあるのでしょうか?
結論からいいますと、有ります。
ただしそれは視力が回復したり、治るということではありません。
今以上病気が悪化するのを防止することはできるということです。
それだけこの「網膜静脈分枝閉塞症」はやっかいな病気だということですね。
網膜静脈閉塞症とは?
網膜静脈閉塞症というのは網膜の中の静脈が詰まってしまう病気です。
血管が詰まると行き場をなくした血液が新たな血管を作ります。
この血管がとても脆くてすぐに破れてしまいます。
血管が破れる場所によっては視力低下が起こります。
私の場合は血管の破裂と網膜浮腫が起こり視力が低下しました。
視野が一部欠けるし、物が歪んで見えます。
お医者さんには「分かりやすくいうと脳溢血みたいなもの」だと言われました。
昔ならこうなってしまうと治療法はなかったのですが、今ではいろいろな治療法があります。
網膜静脈閉塞症 治療
1.ルセンティス、アイリーアによる薬剤治療
2.レーザーによる治療
3.手術による治療
私の場合はルセンティスを眼球に注射する治療法を行っています。
1ヶ月に1回、まずは3回(3ヶ月)硝子体注射を行います。
それ以後は改善具合を見ながら、さらに注射による治療をするかを判断します。
先生によると注射5回くらいの治療が一般的だそうです。
私は現在2回注射していますので、最低あと1回は打たなくてはいけません。
眼球に注射するのは麻酔をするので痛くはないのですが、嫌ですね^^;
網膜静脈閉塞症の治療に終わりはある
網膜静脈閉塞症の治療ですが、改善しなければ永遠に注射をするのかというと
そんなことはなく、終わりはあります。
薬剤による効果がこれ以上見込めない場合は治療をそこで止めるか、
レーザーによる治療に切り替えます。
レーザーによる治療というのは新しい血管ができないようにする治療法で
視力が改善するということではありません。
レーザー治療を行うということはこれで治療が終わるということですね。
私の場合は3回の注射をしてから判断するということになります。
さいごに
ルセンティス注射、私にはかなり効果があり視力の改善がありました。
写真を見ると網膜浮腫も改善されていました。
願わくば次の3回目の注射で治療が終われば一番いいですね。
なんせこの注射、お高いんです。(1回5万円、3割負担)
健康って何者にも変えられない貴重なものですね。
血圧が高めなので、日頃の生活習慣を見直して
食事や運動にもっと気を配りたいと思います。
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